吉野電化工業はお客様に安心と満足を提供するため、品質にこだわったものづくりをしています。2002年に品質マネジメントシステムに関する国際規格『ISO9001』を、2016年6月には航空、宇宙及び防衛業界向けの品質マネジメントシステム規格『JISQ9100(AS9100/EN9100と同等)』を認証取得いたしました。JISQ9100を取得した目的は、航空宇宙分野への参入だけでなく、会社全体として品質に対する意識を引き上げ、より高い品質管理体制を築くことにあります。
また、より高い品質を実現するために先端の分析機器を揃えています。メッキ膜や素材、処理液などを正確に分析することによって、不具合の発生を未然に防いだり、発生してしまった不具合の真因を突き止めたりすることができます。
一人一人が磨き上げた知識と経験、そして五感を駆使して品質保証活動を組織的に推進しています。
吉野電化工業では全社員の品質に対する基本的な考え方となる“品質方針”を定めています。
1. 顧客、市場の要望を把握し、機能、品質、安全性に優れた加工法の開発を行う。
2. 受注から製造及び引渡しに到るすべての段階で「品質の造り込み」を行う。
3. 顧客・社会の評価、および活動の成果を測定分析し、製造・プロセスの継続的改善を図る。
吉野電化工業では2016年6月に航空、宇宙及び防衛業界向けの品質マネジメントシステム規格『JISQ9100(AS9100/EN9100と同等)』を認証取得いたしました。
航空機部品および防衛用部品の製造に携わる会社として、常に高度な品質を維持・管理できるよう活動しています。
現在の認証取得範囲は下記の通りです。
金属事業部・化成品事業部
航空宇宙及び防衛用電磁波シールドメッキ
防衛用硬質クロムメッキ
金属事業部・化成品事業部
金属部品の表面処理
金属部品の熱処理及び研削の加工
樹脂部品の表面処理
航空、宇宙及び防衛分野の組織に対する品質マネジメントシステムの要求事項を規定した規格です。日本ではJAQGが作成した『JISQ9100』が発行されています。(米国では『AS9100』、ヨーロッパでは『EN9100』として発行されていますが技術的内容は同じです。)
品質マネジメントシステムの国際規格として制定されている『ISO9001』に、航空宇宙製品の機能・性能及び安全性確保などに関する国際的に共通な航空宇宙業界特有の要求事項を追加したものです。