このたびはYDKグループのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当社は創業より80年を越えました。その間ずっとメッキ一筋であり、世界の産業界における縁の下の力持ちとして皆様のお役に立てているものと確信しています。私は根底において「ものづくりの魂」を常に忘れないように心掛け、メッキ製品の品質管理に力を入れ、今後も新技術の開発・人材育成・地元への貢献を念頭に、力を尽くしていく所存でございます。
今や、国連で採択された「誰も取り残さないSDGs」の取り組みや、第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)での地球が一つになって取り組む気候変動対策、さらに我が国の2050年にはカーボンニュートラルを実現する目標など、いずれも大きな潮流になっています。自動車の電動化(EV化)を含め、これらの課題に対し、私共メッキ企業としての命題は「資源やエネルギーの有効活用に貢献する」ことです。素材や製品に「安全性」「安定性」「効率性」「環境適応性」をもたらすメッキ技術を開発し、さらに進化させていくことで社会貢献を果たせるものと考えています。
表面処理はあらゆる産業と関連がありますので、多くのお客様においてメッキ製品が活躍することはこの上ない喜びであります。そしてそのために、メッキ技術の研究開発を怠らず、社員の生活向上を図り、さらに地元産業の発展や地域での雇用の確保にも尽力しています。こうしたことが相まって私共は存在する意義があるものと考えています。
このホームページをご覧いただき、どうか少しでも私共の心意気を感じていただけますようお願い申し上げます。
吉野電化工業株式会社
代表取締役会長
吉野 寛治