製品や品物に部分メッキすることで、膜厚を高精度にコントロールできます。しかし、ミクロンクロム技術で実現できるのは、単なる膜厚の均一コントロールだけではありません。製品品質のさらなる長寿命化に加えて、後加工後の研削などを不要にする後加工レスを実現できます。製品や品物ごとに調整した特殊なメッキ設備や治具、アノードを使用することで、下掲の写真に示すような精密なメッキ加工が可能になります。これによってミクロンオーダー(μm単位)の厳しい寸法精度の製品や品物に対してもメッキ後の研削レス化を実現します。これと同様に、高い加工精度が要求される精密部品に対して、μm単位で膜厚を制御できる硬質クロムメッキを提供しています。特に小型部品を中心に月産数千個から最大200万個程度まで生産可能です。自動車部品や精密機械、機械部品を中心に様々な分野の製品を手掛けています。
様々な形状や素材に対して実績がありますので、ぜひご相談ください。
◉所望の部位にクロムメッキをサブミクロン(0.1μm)単位でコントロールして成膜
◉量産ライン(自動機・手動)での豊富な実績(月産100万個以上)
◉精密分析機器による高度な品質管理
◉高精度のメッキ膜厚管理にて研削などの後加工レス
先端の天面のみに、膜厚を高精度制御した硬質クロムメッキを施した燃料噴射装置内部部品