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無電解ニッケルめっき

無電解ニッケルめっきは電気を使用せずに、化学反応でめっきする技術です。そのため、電気を流すことができる金属だけでなく、樹脂やガラスなどの絶縁物へのめっき加工も可能です。また、複雑な形状の部品に対しても全体に均一な膜厚のめっきをすることができるため、自動車や機械工業向けの精密部品などに多く利用されています。また、クロムめっきや亜鉛合金めっきの下地層として用いることで、さらに高い被膜特性を得ることもできます。

特に当社ではホール内径へのめっきや粉末冶金の様な難めっき材へのめっき加工を得意としております。

無電解ニッケルめっきの特徴一覧

皮膜の特性 ニッケル-リン合金
慣用名 低リンタイプ 中リンタイプ 高リンタイプ
リン含有率(wt%) 1~4 7~10 11~13
機能性 高硬度、高耐摩耗性、導電性、はんだづけ性、不導体へのめっき、電磁波特性 硬度、耐摩耗性、耐食性、汎用性、作業性 耐薬品性、非磁性、切削性、離型性、電気抵抗特性
結晶構造 熱処理なし 結晶質 結晶~アモルファス アモルファス
280℃×2h 結晶質 結晶質 結晶質
密度(g/cm3) 8.5 8.1 7.9
ヤング率 50~52 62~66 50~70
磁気特性 熱処理なし 磁性 非磁性 非磁性
280℃×2h 磁性 磁性 磁性
耐酸性 やや劣る ふつう 良好
はんだ付け性 良好 ふつう ふつう
  • 保護被膜の場合

    素地まで到達するキズが付くと…

    皮膜よりも素地が先に溶けてしまう。(錆が発生する。)