金属熱処理

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高濃度浸炭処理

自動車部品(歯車の歯面 耐ピッチング性の改善)

歯車の耐摩耗性・耐ピッチング性の向上に、表面硬さ850HV以上、生地硬さも800HV以上に、歯面に微細なセメンタイト(炭化物)を析出させる熱処理技術法。

  • 通常浸炭焼入組織

  • A)表層部粒状炭化物析出

  • B)表層部網目状炭化物析出

従来は、浸炭熱処理における異常組織であるセメンタイト(炭化物)を表面に微細に形成させる熱処理法。セメンタイト自体の硬さは、1300HV以上と非常―に硬い性質をもっているため従来の浸炭焼入れ等による、耐摩耗性・耐ピッチング性をはるかに改善した表面硬化法です。異常組織であるセメンタイトが結晶粒界に発生すると粒界剥離・破壊を起こし、著しく靱性を低下させます。参考までに

  • FIG79

    23T-34Tスプロケット
    表面硬さ HV850以上
    歯面の炭化物層 50μm以上