金属熱処理

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無酸化焼入処理

自動車部品・建設機械部品・産業機械部品

無酸化焼入れ処理とは

一般的には、無酸化焼入れ・光輝焼入れと呼ばれます。
無酸化焼入れ処理とは、含有炭素量 0.3%以上の鋼部品をその材質がもっている炭素濃度と同等の雰囲気ガスを形成させた加熱炉にて加熱保持後、油冷却等により急冷を行い部品を表面硬化させ耐摩耗性と靱性を向上させる金属熱処理です。
当社の無酸化焼入れは、滴注式ガス浸炭窒化炉を用い、加熱炉に直接キャリアガスのメタノールを滴下し熱分解させた炭素にて雰囲気ガスを形成させる設備にて、プロパンガスによるエンリッチガスの供給により表面の炭素濃度を制御する手法となります。

一般的な無酸化焼入れのヒートパターン

パージとは、製品の均一加熱を目的とした保持時間が目的となります。
焼入れとは、部品を加熱保持し油冷却等による急冷を行うものです。
また、焼入れ油には、通称: コールド油・セミホット油・ホット油があり熱処理歪の抑制を考慮して選択します。
焼戻しとは、焼入れによって生じたストレスを軽減させ 耐摩耗性と靱性の向上を目的とした熱処理となります。

無酸化焼入れを行う鋼種としては、機械構造用炭素鋼のS45Cまたは、機械構造用合金鋼のSCM435などが代表的なものとなり、シャフトの外径・歯車・スプロケットなどの表面硬化に用いられます。

  • FIG72

    SUJ3材 ピン 無酸化焼入れ

  • FIG73

    S45C材 スパナ 無酸化焼入れ