金属熱処理

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浸炭焼入処理

自動車部品・建設機械部品・産業機械部品

浸炭焼入れ処理とは

鋼部品を雰囲気ガス中で加熱し、その雰囲気ガス成分の温度・濃度・手法により炭素を鋼材の表面より浸入させて表面硬化させる金属熱処理法です。
当社の浸炭焼入れは、滴注式ガス浸炭窒化炉を用い、加熱炉に直接キャリアガスのメタノールを滴下し熱分解させた炭素にて雰囲気ガスを形成させる設備にて、プロパンガスによるエンリッチガスの供給により表面の炭素濃度を制御する手法となります。

一般的な浸炭焼入れのヒートパターン

パージとは、製品の均一加熱を目的とした保持時間が目的となります。
浸炭とは、
拡散とは、
焼入れとは、部品を加熱保持し油冷却等による急冷を行うものです。
また、焼入れ油には、通称: コールド油・セミホット油・ホット油があり熱処理歪の抑制を考慮して選択します。
焼戻しとは、焼入れによって生じたストレスを軽減させ耐摩耗性と靱性の向上を目的とした熱処理となります。

浸炭焼入れを行う鋼種としては、プレス鋼板のSPCCから、はだ焼き鋼のSCM420などが代表的なものとなり、シャフトの外径・歯車・スプロケットなどの表面硬化に用いられます。当社は、一般鋼材と同等に焼結金属への浸炭焼入れも量産化されております。

  • FIG70

    SCM420材ギャサン
    φ385×H300 浸炭焼入れ

  • FIG71

    SCM420材ギャサン
    φ385×H300 浸炭焼入れ